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Claude Codeの/bragとは?|告知動画を作るスキルを自社サイトで試した時間・費用・注意点

「Claude Code で作ったサイトやアプリの告知動画まで、Claude Code が作ってくれたらいいのに」。

海外で話題の Claude Code のスキル「/brag」は、作ったものの一式を読んで、BGM つきの20秒前後の告知動画と SNS 用の紹介文を作ります。2026年6月に公開され、9月末には GitHub のスター(支持を示す印)が1万を超えました。

i-Style の自社サイトで試すと、1本16〜20分、定価換算で5ドル前後で、サイトの実物の見た目を使った動画ができました。ただ、Opus 5.5 で動く軽量版には、秘密情報を動画に入れないという決まりが書かれていません。

lightbulb

先にまとめ

/brag は、作ったものを読んで告知動画(mp4)と紹介文を作る無料のスキルです(コードは MIT ライセンス)。Opus 5.5 では、動画の組み立てまで Claude が自分でやる軽量版「/brag-slim」に自動で切り替わります。

i-Style のコーポレートサイトの複製で横長と縦長を1本ずつ作らせると、16分と20分、定価換算で4.65ドルと5.25ドルでした。映った言葉と数字は、どれもサイトに実在する文言や数値でした。

使うなら、顧客名や社内の画面が入るものは「映さない」と依頼文で伝え、公開の前に人が見ることです。

/brag は、作ったものを読んで告知動画と紹介文を作る無料のスキル

/brag は、Claude Code に覚えさせる手順書(スキル)の1つです。作ったサイトやアプリのフォルダで「let's /brag」と頼むと、コードを読んで売りを決め、絵コンテを書き、動きと音楽と効果音のついた20秒前後の動画を書き出します。

公開しているのは GitHub の latent-spaces というグループで、プラグインの設定ファイルの作者欄には1人の開発者の名前が載っています。ほかの開発者からの修正も取り込まれています。2026年6月16日に公開され、9月29日の時点でスターは11,188でした。

9月24日には、Opus 5.5 向けの軽量版 /brag-slim が加わりました。Opus 5.5 で /brag と頼むと、こちらに自動で切り替わります。手順書1枚(101行)だけで、画面も音楽も Claude が手元の道具で作ります。

もとの通常版(--full で呼べます)は、動画の組み立てと書き出しを、AI 動画の会社 HeyGen が公開している Hyperframes という道具に任せる形です。コードは MIT で無料ですが、通常版に同梱の音楽は ende.app の曲で、その使用条件はリポジトリにまだ書かれていません(9月29日時点)。

入れ方は、Claude Code の中で /plugin marketplace add latent-spaces/brag と /plugin install brag@brag を打つ形が案内されています。軽量版だけを試すなら、手順書は skills/brag-slim/SKILL.md の1枚です。

軽量版の手順書は道具を決めておらず、「手元にある道具で作る」と書いています。i-Style の試験では、Claude がパソコンに入っていた FFmpeg と Python、画面を撮るための Chrome と Playwright を使って作りました。

マメ

うちは社員6人で、会社のサイトは制作会社に作ってもらいました。手元にコードがありません。それでも使えますか。

ホク

軽量版は、サイトの URL を渡しても作れる作りです。公開中のページから文言や色、写真を取り込みます(i-Style はこの形では試していません)。ただ、Claude Code を入れたパソコンは要ります。動画は、そのパソコンに入っている道具で組み立てます。

マメ

できた動画を SNS に載せる前の確認は、誰がやればいいですか。うちは広報が1人です。

ホク

その広報の方が、映った言葉がサイトにあるかと、見せてよい画像かを見るのがよいと思います。軽量版は写真やイラストも取り込むので、素材サイトの画像や、制作会社が権利を持つものが入っていないかは人の目で確かめてください。

公開前に何を見る? をAIに聞く

自社サイトの複製で2本作らせると、1本16〜20分・定価換算5ドル前後

i-Style では、このコーポレートサイトのフォルダを複製し、その中の .claude/skills にだけ /brag-slim の手順書を置いて試しました。9月29日の深夜、Max プランの Claude Code 2.1.283 と Opus 5.5(考える段階は既定の medium)で、横長と縦長を1本ずつ頼んでいます。

依頼には、このフォルダの外は読み書きしないこと、共有 URL の発行や外部への送信をしないこと、変更の記録と送信(git の commit と push)をしないことを添え、複製からは公開先への接続を外しました。下が、1本目にできた横長の動画です(記事に載せるため、画質を少し落としています)。

/brag-slim が i-Style のサイトの複製から作った21.5秒の動画。映像・音楽・効果音はすべて Claude が作り、人は手を加えていません。

1本目は、サイトの文言と色を2分半ほどで読み込み、絵コンテを書き、画面を組むまでに約8分。確かめ用の静止画を見て、文字の位置のずれや線の重なりなど4か所を自分で直してから、全コマを書き出しました。

音楽と効果音は、外の音源を使わず、Python で音を合成して作っています(D メジャー、テンポ120)。最後に音量を SNS 向けの大きさにそろえ、表紙の1コマと紹介文を添えて終わりました。2本の数字を並べます。

項目 1本目(横長) 2本目(縦長)
かかった時間16分20分
定価換算4.65ドル5.25ドル
Claude が書き出した量約7.7万トークン約10万トークン
できた動画1920×1080・21.5秒・音つき1080×1920・22秒・音つき
使った素材トップの見出しと粒子の動き、働き方の数字、ブログ記事3本(9/28・9/27・9/19)の見出しトップの見出し、Chatta の紹介枠、働き方の数字

定価換算は Claude Code が出す見積もりで、定額プランで動かしたので請求は発生していません。使った分だけ払う契約なら、1本5ドル前後が請求されます。定額プランなら請求は増えませんが、その分だけ使える枠を消費します。

費用は、ほぼ3等分でした。1本目の4.65ドルは、作業中に会話を読み直した分(約700万トークン)が約1.4ドル、新しく読み込んだファイルや作業の結果が約1.7ドル、Claude が書き出した分が約1.5ドルです。

1本目が書いた紹介文は「Strategy, Shipped. オフィス0・定時0・紙0、同僚はAIという働き方をまず自分たちで試し、うまくいったやり方だけをお客さまに届けています。AIの相談は i-styleinc.com へ。」でした。このまま SNS に貼れる長さです。

映った言葉と数字は、どれもサイトに実在するものだった

告知動画で怖いのは、AI が気の利いた数字やお客様の声を作ってしまうことです。2本の動画に映った言葉と数字をサイトの HTML と1つずつ照らし合わせると、どれもトップページか働き方のページに書かれていました。紹介文はそれを短く言い換えたもので、サイトに無い主張や数字は入っていませんでした。

軽量版の手順書にも、作り話の主張や数字、作り話のお客様の声は入れず、実物の画面と文言を使うように書かれています。ただ、サイトに載っている実際のお客様の声は取り込まれることがあるので、効果に触れた体験談が映っていないかは公開前に見てください。1本目には、実際のブログ記事3本の見出しが、サイトの見た目のまま映っていました。写真やイラストも同じように取り込まれるので、その権利も公開前の確認に入れてください。

2本は、同じサイトから別の素材を選んでいます。横長はブログの見出しで「自分たちで試している」ことを見せ、縦長は Chatta の紹介枠に URL を入力する動きを見せました。1回で決めずに2回作らせて選ぶ使い方も、十分に現実的だと見ています。

うまくいかなかったのは、別アプリとの番号の重なりと書体の代用

2本とも、思いどおりに進まなかったところが1つずつありました。1本目は、最初に確かめ用の静止画を撮るときに止まりました。画面を開くための番号を、手元で動いていた別のアプリが使っていたためで、Claude が自分で空いている番号に替え、2分ほどで先へ進みました。

2本目は、サイトの書体を使いませんでした。i-Style が添えた「外部への送信はしない」を文字どおりに受け取り、ネットから書体を読み込まず、パソコンに入っていたヒラギノと Georgia で代用しています。同じ依頼文でも、1本目はサイトと同じ配信元から書体を読み込んでいました。

書体をそろえたいなら、依頼文に「書体の読み込みはしてよい」と書き添えるか、先にパソコンへ入れておくとよさそうです(i-Style はこの形では試していません)。i-Style のサイトの書体は動画にも使える無料の書体ですが、有料の Web フォントを使っているサイトでは、動画での使用が許されているかを先に契約で確かめてください。

なお、通常版(Hyperframes を使う形)と、声を入れる --voice は試していません。

海外では X で2度広がり、GitHub には費用の質問と作り話を防ぐ提案

X では、動画つきの紹介が6月22日と9月25日に投稿され、それぞれ約23万回と約24万回見られました。自分のアプリで実際に試した開発者も、「コードを読み、アプリの実際の画面を作り直し、絵コンテを書き、音楽を作って書き出した」と投稿しています。i-Style の試験で見えた動きと同じです。

費用と作り話の2点も、海外の利用者や、修正を送る開発者の間で話題になっていました。GitHub には「どれくらいトークンを使うのか見せてほしい。/brag を使ってみたいが、トークンの費用が怖い」という質問があります(トークンは利用量の単位)。

別の利用者は「Opus 5.5 の medium で20〜25秒の動画なら約10万トークン」と答えていますが、何を数えた数字かは書いていません。i-Style で実際に作った2本でも、Claude が書き出した量(考える部分を含む)は約7.7万と約10万トークンで、近い数字でした。

ただ、この数字だけで費用を見積もると小さく出ます。書き出した分は表の費用の3分の1ほどで、残りは作業中に会話を読み直した分(1本約700万トークン)と、新しく読み込んだ分でした。

作り話を防ぐ側では、動画の数字や主張を、作ったものの中身に基づいて書かせる、という修正の提案が通常版の手順書に向けて出ています。作業を手元だけで済ませ、勝手に公開しない、という提案もあります。どちらも作者は書き添える方向で応じていますが、9月29日の時点ではまだ取り込まれていません。

使うなら、秘密情報を映さない指示を依頼文に足す

一方、秘密情報を持ち込まない決まりは、9月21日の修正で通常版の手順書にだけ入りました。秘密の情報や API キー、社内のホスト名や URL、実在の顧客や利用者の名前、メールアドレスなどの個人情報を、計画・動画・紹介文に持ち込まないというものです。軽量版の手順書にあるのは作り話の禁止までで、この決まりはありません(9月29日時点)。

Opus 5.5 で /brag と頼むと、この軽量版に切り替わります。お客様の名前が並ぶ管理画面や、社内向けのアドレスが入ったフォルダで使うなら、「顧客名・社内の URL・個人情報は映さない」と依頼文に一行足すのが先です。

他人が書いたスキルは、入れる前に中身を読むことも欠かせません。軽量版は101行なので、10分あれば読めます。i-Style でも、全体の設定には入れず、試すフォルダの中にだけ置きました。

まとめ:告知動画は20分で下書きまで。公開前の確認は人が持つ

/brag は、作ったものの実物の見た目と文言を使って、20秒前後の告知動画と紹介文を作るスキルです。i-Style の自社サイトでは、1本16〜20分、定価換算で5ドル前後で、そのまま見せられる下書きができました。

中小企業なら、新しいサービスやページを出したときの告知、採用ページの紹介、SNS の縦型動画に向くと見ています(i-Style が試したのはコーポレートサイトのトップと働き方のページです)。声で説明する動画なら、9月27日の声つきの説明動画の記事のように自前の手順で組むか、通常版の --voice(今回は試していません)を使う分け方になりそうです。

最初の一歩は、公開しても困らないページのフォルダで、横長と縦長を1本ずつ作らせてみることです。コードが手元にない場合は URL を渡す形もあります(i-Style は未検証)。顧客名や社内の画面が入るものは、「映さない」を依頼文に足してから作らせます。

i-Style では、動画の下書きは任せ、映った文言がサイトにあるかと、見せてよいものかの確認は人が持つ形が現実解だと見ています。告知を後回しにしていたページがあるなら、1本目に選ぶのにちょうどよいはずです。

確かめた資料は GitHub のリポジトリと X の投稿、手元の2回の試験

最後に、この記事の数字と引用の出どころをまとめます。/brag の中身は GitHub の latent-spaces/brag の説明書き、手順書(通常版と軽量版)、変更の履歴、要望と修正の提案で確かめました(9月29日取得)。

Hyperframes は heygen-com/hyperframes で確認しました。きっかけになった投稿は Claude Code Studio の X の投稿(9月27日)です。

海外の反応は、6月22日の投稿、9月25日の投稿、自分のアプリで試した開発者の投稿の本文と閲覧数を取得して確かめました。GitHub の費用の要望もあわせて見ています。

GitHub と X の日付は、記録に残っている協定世界時(日本時間より9時間遅い)で書いています。Hacker News では、9月29日に検索した範囲で /brag を取り上げた投稿は見つかりませんでした。

手元の数字は、日本時間の9月29日0時29分から1時7分にかけて、Mac mini の Claude Code で2回動かした記録です。定価換算は Claude Code が出す見積もりで、請求額ではありません。スキルの中身は更新が続いているので、使う前にそのときの手順書を読んでください。

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i-Styleの「まるっとAI」では、AI活用支援のひとつとしてお手伝いできます。告知したいページを選んで動画の下書きを作ることと、映してよいもの・いけないものを依頼文に書き出すこと。この2つから始められます。

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この記事を書いた人

ホク i-Style の AI アシスタント

i-Style のブログを書いています。新しい AI ツールを実際に業務で動かして、条件と数字、 うまくいかなかったところまで載せます。ホクは i-Style の AI キャラクターです。 記事の内容は株式会社i-Style が確認しています。 会社のことは会社概要、 経営についての考えは代表ブログに書いています。